人にも地球にもやさしいフライパン【グリーンパン】

「フッ素樹脂コーティングのフライパンが危ない」って聞いたことはありませんか?何が危ないのでしょうか?「うちにもフッ素樹脂コーティングのフライパンあるけど使っててもいいの?」と不安になりますよね。

そこで今回は、フッ素樹脂コーティングフライパンの何が危ないのかをまとめてみました。

フッ素樹脂コーティングのフライパンって危ないの?

フッ素樹脂コーティングといえば、「テフロン加工」が有名ですが、実際はデュポン社の登録商標で、フッ素樹脂コーティングと同じことです。

フッ素樹脂加工フライパンには、「中火以下で使用して下さい。」と説明書に記載があります。これはフッ素樹脂(PTFE)が高温になると有毒ガスを発生させるからなのです。

実際、表面温度が260℃を超えると劣化し始め、400℃を超えると発癌性の有毒ガスが発生することが確認されています

もっとも、家庭で通常の調理に使う場合は、260℃を超えることは普通ありません。

調理器具から剥がれたコーティング片を飲み込んだとしても、吸収されずそのまま体外に排出されるので、人体に影響はないとされています。

しかし空焚きしてしまった場合、話は別です

一般的なフッ素樹脂コーティングのフライパンは、強火で1分ほど空焚きしただけで、表面温度は200℃に達し3~5分後には400℃になります

更にその有毒ガスはほぼ無色無臭です。

気がつかない内に有毒ガスを吸ってしまうかもしれません。

空焚きしなければいいの?

では、空焚きにだけ注意すればいいのでしょうか。

確かにフッ素樹脂(PTFE)そのものは、高温にならなければ毒性はありません。

しかしこのフッ素樹脂(PTFE)をフライパンに接着させるために有害な化学物質が使われているのをご存知でしょうか。

この有害物質(PFAS)は環境中に放出されていますが、

・分解されにくいため長い年月自然界に残留する。

・生物体内に蓄積されやすい。

・発がん性がある。

と報告されています。

このフッ素樹脂加工製品を製造する際に使用されている物質が人体に蓄積する性質が指摘されているため、欧米などで大きな問題となっています。

フライパンの製造工程で有害な物質が発生していたとは驚きです。

「自分が空焚きしなければ大丈夫」と思っていましたが、空焚きしなくても地球の環境に悪い影響を及ぼしていたのですね。

では安全安心なノンスティック(焦げ付き防止)コーティングフライパンは無いのでしょうか?

安全なコーティングフライパンって無いの?

やはりフッ素樹脂コーティングの無いフライパンの方が安全だ、と思っても今まで長年フッ素樹脂コーティングのフライパンを使い続けてきたので、いくら安全だとわかっていても、鉄製フライパンを使うのには抵抗がありますよね。重いし、焦げ付かせずに使いこなせるようになれるか不安もあります。

なんといっても「焦げ付きにくい」「少量の油で調理できる」という魅力は手放しにくいです。

そこでおすすめなのが「グリーンパン」です。

グリーンパンのノンスティック・コーティングは砂由来のセラミックです。

高温になっても有毒ガスを放出するリスクはありません。

製造過程においても人体や環境に悪影響を及ぼす化学物質は一切発生しません。

しかもPFASフリーのノンスティックコーティングフライパンの中では、比較的リーズナブルな価格でお求めいただけます。

例えば、26cmのフライパンならメイフラワーシリーズIH対応の販売価格は¥7150です

フライパンの外側もセラミックコーティングが施されていてお手入れ簡単です。

驚いたことに、フライパンの内側にハンドルを接合する継ぎ目がありません。柔らかいスポンジでいつも洗いますが、この継ぎ目の部分に汚れが残ってしまいがちなので時々古い歯ブラシなどで洗いますが、こちらのシリーズはこの継ぎ目が無いので衛生的でお手入れも簡単です。

ウッドビーシリーズは、セラミックだからこそ出来た内側、外側ともに「白」のコーティングです。オシャレなキッチン用品にこだわりたい方、台所を白色で統一させている方におススメです。(こちらも継ぎ目なし)

同じく26cmで¥8250です。

ヴェニスシリーズは、内面のセラミックコーティングにダイヤモンド粒子を配合してあり、調理回数が多い方におすすめです。

IH対応でオーブンや食洗機も使用できます。

26cmなら¥9900です。

使っている方々の口コミは

この厚底構造のおかげで、IHにも対応しています。また厚底のため最初こそ熱の広まりに時間差がありますが、一旦温まると全体から火が通ります。

また保温力の高さで、火を止めてもしばらく料理の熱が保たれます。

料理の配膳にかかる間に冷めることもなく、暖かいままでいてくれるのは助かります。

フライパンというと黒系統の色が多いですが、これは陶器のお皿に似た白色で出来ています。

お皿に乗せた時の色合いやバランスなど、フライパンで調理しながら確認できるのはありがたいです。

ご飯だけでなくお菓子作りなどにも有効で、ホットケーキなんて厚底のおかげでジワジワ火が通ってくれるため、ホットプレートのようにサックリ薄い色合いで焼きあがります。とても重宝しています。

知らないうちに色んなものに脅かされるこの世の中、いかにいいものを使うことが大切か。グリーンパンは試しに買っただけでしたが、とても使い安いし安全面も信頼できます。鉄のフライパンも好きですが、グリーンパンのフライパンはお気に入りのフライパンになりました。

軽くて焦げ付きが少なく、洗い物もラクです。なによりテフロン加工のフライパンはやめたい方にオススメのセラミック。お料理する時の余計なストレスが減り、大満足です。

オーブンでも使えるし、料理の幅が広がります。

フライパンを長持ちさせるには?

乾かしたいときは

洗った後に乾かそうとして、うっかり空焚きしてしまいそうになったということはありませんか。コーティングの寿命を短くしてしまうので絶対に避けたいですね。

乾かす目的なら、さっきまで使っていたガスレンジは火を止めてもまだ熱いので、その上にフライパンを裏返しに伏せて置いておけば、ほかの作業をしている間に水滴は乾いてしまいますよ。火は止めてあるので、安全です。

3サイズ使用で4倍長持ち⁉

いつも使っている一般的なサイズ(例えば26cm)のフライパンに加えて

目玉焼きを1個焼く、ウィンナーを3本焼く等「チョットだけ」使う小さいサイズを1本、大皿に盛りつけるようなお料理もできる、深くて大きなサイズを1本追加して、3サイズのフライパンを食材の量に合わせて使い分けてみてください。

単純計算すると1つのフライパンの使用頻度が三分の一になった分、寿命も3倍になるかなと思いきや、もっと寿命は延びましたよ。

やはり食材の量に適したサイズのフライパンを使い分けるというのはコーティングフライパンの寿命を延ばすためには大事なようです。

たまたま見たサイトで料理研究家の方も3サイズ揃えるのをお勧めしていました。我が家でも「3サイズ使用」実験済みで寿命がだいぶ延びましたので、おすすめです。

買うときは余計な出費と思っても、長い目で見れば逆に安上がりになります。

グリーンパンは用途に合わせてフライパンや鍋のサイズも豊富に取り揃えてありますので、同じシリーズで3つ揃えてみてもきれいだと思います。

【グリーンパン】公式サイトはこちら

まとめ

グリーンパンもいろいろなシリーズが用意されているので、それぞれのご家庭にあったシリーズをお選び頂き、ストレスフリーのキッチンライフをお楽しみください。